ガジェオタ高校生の独り言

工業高校へ通うガジェオタの日記みたいなもの

アーケードゲームの基板事情

二ヶ月ぶりの更新となってしまった。

今回はアーケードゲームの基板について。

 

少子化や経営者の高齢化によって今や店舗型ゲームセンターというものは郊外では見かけられなくなってきた。一方ショッピングセンターの増加と共に併設されたテナント型店舗はどこでも見かけるようになった。

ゲームセンターと言えばプリクラやクレーンゲームを思い浮かべる人も多いだろう。

かつてのゲームセンターはビデオゲームが大半であったが近年は逆転してプライズゲーム等が大半となっている。

 

しかし、現在でもビデオゲームは新作が続々と稼働しており再びビデオゲーム勢力が拡大しつつある。

 

ビデオゲームの基板とは

ビデオゲームにはグラフィック処理を中心とした基板が組み込まれている。現在ではこの基板は家庭用ゲーム機の基板を流用したものやPC向けのCPUやGPUを用いたものになっている。

ぷよぷよのような処理の少ないゲームから頭文字Dのような高度な処理が必要なゲームまでさまざまなため、それぞれに合ったスペックの基板がある。

基板は基本的にゲームメーカーが開発している。現在主流の基板メーカーはセガタイトーバンナム(ソニー)、コナミである。

 

基板のスペック

僕が調べた限りでは現在最高スペックの基板はタイトーの「Taito Type X4」である。

これはintel i5 4590sとNVIDIA GTX960にDDR3の8GBメモリーを搭載している。ミドルスペックゲーミングPC並のスペックである。

X4は今のところラブライブとマジシャンズデッドで使用されている。

この他セガはi3にGTX750Tiを搭載したNu。バンナムPS3の基板をベースにしたSYSTEM357など各社さまざまなスペックの基板を開発している。コナミについては謎が多いメーカーなので基板についてもあまり分からなかった。

ちなみにタイトーが今冬稼働予定としている電車でGOでは3画面ということもありGTX1080を使用しているので、新基板かもしれない。

 

基板のスペック不足問題

アーケードビデオゲームでは度々フレームレート低下が問題になることがある。家庭用ゲーム機でもフレームレート低下の起こるゲームが稀にあるのと同じようなものだ。

僕は音ゲーマーなのでよくゲームセンターで音ゲーをプレイしているのだが、音ゲーではフレームレート低下というのは致命的なものなのだが、昔から音ゲーを出しているコナミは今でもフレームレート低下の問題が度々報告される。実際僕もプレイしていて明らかにスペック不足な挙動は何度も見ている。

 

しかし、今一番感じているのがグルーヴコースターの処理落ち問題だ。

これも音ゲーなのだが、スマホゲーだったものを移植したゲームなので基板もスマホスペックのType X ZeroというものでCPUはAtom 230にGeForce 9400Mなのだ。それに対して筐体の画面が55インチと音ゲー界では最大サイズである。

稼働当初は充分なスペックだったのかもしれないが、最近は譜面にエフェクトを増やしたり曲数が増えているせいか必ずと言って良いほどローディング後に数秒フリーズする。ひどい時は楽曲プレイ中も処理落ちが発生してプレイに支障が出ている。

スマホ版と共通開発していると思われるが、スマホクアッドコアの時代だ。シングル1.6GHzのCPUで対応出来るわけがない。現在のスマホでは常時60fpsで快適にプレイできる状態ではあるが、約10年も前のCPUでは到底無理だ。

そろそろ基板アップデートを検討してもらいたいものだ。

 

実はこれはコナミも共通で、10年以上前の基板のまま今でも稼働を続けているゲームがあるようなのだ。

 

 

ハイスペックPCが個人でも気軽に買えるようになった今、アーケードゲームで生き残っていくには個人ではなかなか出来ない体験が出来るゲームを作る必要がある。

そのためには基板のスペックアップが必要となってくるわけだ。縁の下の力持ちである基板にも是非興味を持ってみてほしい。